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地域支援課 2018.03.02

赤鏥地区にて出前講座を行いました。【地域支援課】

2月26日、赤鏥長寿クラブで「栄養と運動についての講座」を行いました。

久しぶりにお天気が良く、計15名の方が集まってくださいました。

今回はフレイルの予防・改善というテーマで、栄養と運動はなぜ大事なのかという内容でした。

 

フレイルとは、老化に伴い筋力や活動が低下している状態のことです。健常と要介護の

中間的な状態で、適切な対処をすることで健常な状態へ戻ることが出来ます。

 

身体機能が低下する身体的フレイル、意欲や認知機能の低下が見られる精神的フレイル、

閉じこもりがちになる社会的フレイルなど、色々な要素が含まれます。

 

参加者の皆さんに簡単なフレイルテストをしていただき、自分はフレイルなのか?

フレイル予備軍なのか?大丈夫なのか?

自己診断してもらうと、フレイルを身近な問題として感じて頂けたようでした。

 

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フレイルの予防や改善のためには適切な運動と、3食きちんと食事を摂ることや、

人とのつながりが大切です。運動だけ、または栄養だけというよりも、運動と栄養を

併用したほうが効果があると言われています。

特にたんぱく質ビタミンDカルシウムがフレイル予防に重要な栄養素です。

どの食品にどのくらいの栄養があるのかクイズ形式で説明しました。

鮭にビタミンDが多いと話すと「どの種類でも一緒なの?」と具体的な質問があり、

関心の高さがうかがえました。

 

 

講義の後には個別に栄養について相談される方が数名おられ、個別での栄養相談の

必要性を感じました。

 

フレイルはまだあまり知られていないかもしれませんが、フレイルが要介護状態に陥る

大きな要因になっています。意識的にフレイルの予防・改善に取り組む事は大切です。

 

赤鏥長寿クラブの皆さん、ありがとうございました。