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地域支援課支え合いのしくみづくり 2020.06.29

6月から「地域の茶の間」が再開しました。

6月から「地域の茶の間」が再開しました!

新潟市内の「地域の茶の間」は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、3月から自粛していましたが、

巻圏域の茶の間も6月から休止要請が解除となり、様々な感染予防対策が講じられての再開です。

その様子を伝えたいと思います。

 

  

 

「地域の茶の間」は、新潟市が推し進めている活動です。

茶の間の活動を通じて、地域の人のつながりができたり(孤立や閉じこもりの防止にもなる)、体操等で健康づくりにもなります。茶の間でのつながりが、助け合いや支え合いにつながる事もあります。

子どもから高齢者、障がいのある方、子育て中の親子など、地域に住む誰もが気軽に立ち寄り自由に過ごせる、

自宅のお茶の間のような場を目指しています。

 

茶の間の立ち上げや運営を支援するのも私(支え合いのしくみづくり推進員:阿部)の役割です。

西蒲区には、月1回以上活動しているサロンや週1回以上活動している地域の茶の間がありますが、私が担当している巻圏域には、地域の茶の間が5つあります。

 

再開した茶の間では、感染予防の為に、皆さんが楽しみにしている食事の提供は中止しています。息が上がる様な体操も控えなくてはなりません。もちろん、歌やカラオケも。
それでも再開した茶の間では、久しぶりの再開を喜んでいる様子が伝わってきます。マスクをつけてソーシャルディスタンスをとっての会話ですが、「久しぶりだね。元気で良かった。」「うちの中ばかりいたら、頭がボーッとしてね」と明るい声が聞けて、ほっとします。

 

「体操したり、大声で笑ったり、みんなでワイワイ言いながらご飯食べてたのは、幸せな事だったんだね。」と話す方がいました。様々な事が制約されている今だからこそ実感できることです。これまでつくってきた地域の茶の間と言う場は、かけがえのない場になっていたのですね。

 

どの茶の間も再開に向けて話し合いを重ね、入念な感染対策の準備をしてきました。

初日は多少の緊張感が漂っていましたが、地域の方が元気に参加している様子を見て、ボランティアスタッフの皆さんはほっとされた事でしょう。

地域に生まれた大切な茶の間が、コロナ禍に負ける事なく続いていけるよう、私も一緒に歩んでいきたいと思います。