岩室中学校の地域教育コーディネーターさんからの依頼で、福祉体験学習の一環で「介護の仕事紹介」と「車椅子の基本操作」についてお話しをしてきました。また、生徒さんたちは元保健師さんたちのグループ「燈々会(とうとうかい)」の皆さんの御指導により高齢者の疑似体験をしました。

 

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ほとんどの生徒さんは、車いすを見た事はあっても、触れた事がありませんでした。職員の説明を聞く前に、車いすを操作してもらったところ、段差のあるところでの操作にかなり苦戦しているようでした。

 

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介護や特別養護老人ホームについての話では、身近でない事にもかかわらず、真剣に聞いてくださいました。特に、「死」について触れ「最後までその人らしく生きる事をサポートする仕事」というところでは、一番真剣に聞いてくださっているのが伝わってきました。

 

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疑似体験装具を身に着ける事によって、体が思うように動かなかったり、字が読めなかったりする不自由な体験は、きっとどこかで役に立つ事でしょう。

準備や後片づけをきびきびと手伝ってくれたり、初めての体験で驚いた声や明るい笑い声を聞いたり、中学生の皆さんから元気や希望を感じた機会となりました。